増加の一途をたどる梅毒患者
梅毒は「トレポネーマ」と言う病原体が皮膚や粘膜のキズから体内に侵入することで感染する性病で、ここ数年で感染者が爆発的に増えている性病です。
日本での感染者は1990円代~2010年ぐらいまでは年間1000人以下でしたが、2017年には5770人、ここ10年では約10倍にまで増えています。
しかもこれは、あくまで検査して判明した人数に過ぎません。実際はこの数倍の梅毒感染者がいると考えられます。
梅毒はあらゆる性行為で感染し、性行為での感染率は15%~30%もある言われています。
コンドームを着用しない膣セックス、アナルセックスでのHIV(エイズ)の感染率が0,1%~1%ぐらいと言われていますから、梅毒の感染率がいかに高いかお分かりいただけると思います。
さらに梅毒で恐ろしいのは、口に梅毒の病変部分があればキスでも簡単に感染してしまうことです。
梅毒は放置すると死に至りますから、死にいたるほど危険な性病が、これほど簡単に、高確率で感染することに大変な恐怖を覚えますが、幸い、かつては不治の病と言われていた梅毒も現在は早期治療で完治します。
一部ネットでは「梅毒は完治しない」という情報もありますが、早期治療で完治します。しかし、その為には1にも2にも早期発見が大切になります。
少しでも心当たりがあれば郵送の梅毒検査キットで検査してください。
梅毒検査キットは梅毒専用のもので3,300円、梅毒に加えて、梅毒と同じ経路で感染し、やはり生命に関わるHIV(エイズ)、肝炎(B型肝炎C型肝炎)を加えた3項目の検査キットでも8,500円程度のものですから、病院で保険適用外の匿名検査を受けるよりも安く検査できますよ。
参考記事:梅毒検査キットが一番安い【精度抜群】早期発見が命を救う
梅毒の感染経路
梅毒は感染部位と粘膜や皮膚が直接接触することで感染します。
つまり通常は性行為によって感染します。
感染部位と粘膜が接触すれば感染してしまうわけですから、男女間、男性同士の性行為はもちろん、女性同士の性行為、オーラルセックス、キスでも感染します。
当然ながら不特定多数の異性と性行為を持つほど感染の確率は高くなり、男性の場合は風俗店で移されることが最も多いようです。
国内、国外問わず風俗店に行った後に梅毒の初期症状に似た症状が一つでも現れたらすぐに検査するようにしてください。
また、梅毒は妊婦から胎児にも母子感染します(先天梅毒)。
母親が梅毒に感染していると、約40%の確率で流産や死産となり、生まれた場合も梅毒感染による障害が見られます。
そうならないためには「自分は大丈夫」と安易に考えず、特に結婚前、妊活前には必ず検査するようにしましょう。
梅毒の症状
梅毒の症状は第1期から第4期まで分けることができます。
大切なのは第1期、遅くても第3期の初期の段階で病変に気付き、治療を開始することですが、厄介なのは症状が現れても、しばらくすると症状が消えてしまうことです。
以下を良く読んで「そんなことあったかも?」と少しでも思い当たる節があれば、すぐに検査してください。命に関わります。
感染した周辺の皮膚が潰瘍(かいよう:グリグリした腫れもの)ができます。
男性の場合は、亀頭、亀頭周辺、陰茎、周辺の皮膚、口、のど、
女性の場合は、膣の中、大陰唇、小陰唇、周辺の皮膚、口、のど、
が潰瘍ができる代表的な箇所です。
その後すぐに、男女ともに太ももの付け根のリンパ節も腫れます。
厄介なのが、この潰瘍も、リンパ節の腫れも、殆どの場合が痛みを伴わず、そのままにしておいても自然に消えてしまうことです。
そのため、何もせず放置して、そのまま忘れてしまう人が大変多くいます。
病原菌が血液に入り全身に広がり、様々な症状が現れます。
第2期で代表的な症状としては
・梅毒性バラ疹(ばいどくせいばらしん)
※発疹が顔や手足に現れる
・丘疹性梅毒(きゅしんせいばいどく)
※大豆大の丘疹が体、顔、手足の裏などに現れる
・膿疱性梅毒(のうほうせいばいどく)
※膿を含んだイボ。体のどの箇所にもできる可能性がある
・梅毒性白斑(ばいどくせいはくはん)
※皮膚がところどころ白くなる
・梅毒性粘膜疹(ばいどくせいねんまくしん)
※口の中やのどに紅斑や白斑、腫れ
・梅毒性脱毛
※頭皮の一部もしくは、全体的に脱毛が起こる。まつ毛が抜けることも
・梅毒性アンギーナ
※扁桃(へんとう)や軟口蓋(なんこうがい)周辺の腫れ
・扁平コンジローマ
※扁平状のイボが感染した箇所近辺に現れる
これらの症状が少しで見られたら即検査をして、陽性なら即治療が必要になりますが、すでに性行為から数ヶ月から数年の歳月が経っているため、まさがこれが梅毒だとは思わず、放置してしまう人も少なくありません。
そして、これまた厄介なことに第2期の発疹も放置すると消えてしまいます。
皮膚、骨、筋肉、肝臓、腎臓などの皮下組織などにも「結節性梅毒疹」「ゴム腫」と呼ばれる大きめのシコリができます。
その昔「梅毒にかかると鼻が無くなる」と言われていたのは、このゴム腫が鼻骨周辺にできた状態のことです。
心臓、血管、神経、目など、あらゆるところに日常生活が困難なほどの重い障害が現れます。
大動脈瘤形成、大動脈破裂などで死にいたることもあります。
梅毒は自然治癒するの?
梅毒が自然治癒するのか?しないのか?インターネット上には色々な情報が飛び交っています。
が、結論としては梅毒が自然治癒する可能性は1%もありません。
梅毒は症状が “現れては消える” を繰り返しながら進行していきますから、治ったと勘違いしてしまう人も少なくありませんが、表面上問題は無くても、体は確実に蝕まれています。
ですから今現在、症状が出ていなくても、過去に疑わしい症状が見られたなら検査してみることがなおさら大切になるのです。
梅毒検査をするならHIVと肝炎の検査も同時に!
梅毒に感染すると、HIVに感染する確率が倍以上に跳ね上がります。
そして、これは本人がそうなっているということももちろんありますが、(あなたに)梅毒を移した相手もHIVに感染しやすくなっていることを忘れてはいけません。
つまりあなたに梅毒を移した相手がHIVに感染していても不思議では無いということです。
これは肝炎についても同様で、普段から梅毒に感染してもおかしくない性生活を送っている人なら、同時に肝炎に感染していても何ら不思議ではありません。
ですから梅毒の検査をするなら、同時にHIVと肝炎(B型肝炎・C型肝炎)の検査をすることを強くおすすめします。
また、こういってはなんですが、梅毒も、HIVも、肝炎(B型肝炎・C型肝炎)も血液検査です(淋病やクラミジアは血液検査ではありません)。ですから “ついで” で検査を受けておけば安心ですし、価格も割安になります。
是非、梅毒、HIV、B型肝炎、C型肝炎同時の検査をご検討ください。
梅毒検査は郵送検査キットが便利です
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ふじメディカルでは上記以外でも、さまざまな性病の検査キットがどれも業界最安値で販売されています。
特筆すべきはHIV検査では検査キットメーカーではまだ数社しか採用していない最新の第4世代HIV検査を採用していることです。
まとめ
一部ではまだ「梅毒は遊郭(ゆうかく)の時代の病気」と認識している人もいるようですが、これまで解説してきたように、梅毒患者は2018年現在、爆発的に増えています。
ただ、幸いなことに“遊郭の時代”は不治の病だった梅毒も、今は早期に発見することができれば数週間~数ヶ月で完治します。
この記事を読んで「そういえばあの時の、あの症状、、」「結構風俗遊びしているのに検査したことないな、、」という方がいたら、自分のため、パートナーのために是非一度検査を受けてください。