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クラミジアの感染率は50%以上
クラミジアは日本で一番多いSTD(性感染症)で、あらゆる性行為で感染し、感染する確率も50%以上と非常に高いのが特徴です。
感染率が50%以上ということは、(感染者との)3~4回性行為した場合の感染率は100%近いということなりますから、その感染率の高さは想像に難くないと思います。
クラミジアには、性器に感染する「性器クラミジア」と、のどに感染する「咽頭クラミジア」があり、どちらも性行為によって高い確率で感染します。
さらに困ったことにクラミジアは自覚症状がないことも多いため、知らず知らずのうちにパートナーにうつしてしまうことがあることです。
また、自覚症状が無くても、クラミジアを放置すると女性は不妊になってしまなど重篤な症状を引き起こすことがあります。
今回はそんな感染力が強く意外に恐い「クラミジア感染症」を紹介します。
クラミジアの感染経路
クラミジアは、セックス、アナル、オーラルセックスとあらゆる性行為で感染します。
そのためコンドームをつけていたからといって完全に安全というわけではありません。
クラミジアについては「咽頭クラミジアの相手とキスによって感染するか?」ということがよく議論に上がります。
これついては専門家の間でも「キスでは感染しない」と言う人と、「ディープキスなら感染する」と言う人がいるのですが、少なくともオーラルセックス後のディープキスで感染する可能性は否定できないでしょう。
クラミジアの症状
クラミジアの症状は男性と女性で違います。
以下の症状に少しでも心あたりがあれば注意が必要です。
性器クラミジアの主な症状
クラミジアの症状:女性 ●オリモノが白っぽい ●性行為の時に痛みを感じる ●下腹部に違和感を感じる ●生理通が重い ●(生理以外で)出血がある |
ただし女性の場合は全く症状を感じないことも多く、感染したことに気付かずに放置すると子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎などと起こし、子宮外妊娠や不妊症の原因になります。
また感染したまま出産すると新生児結膜炎や肺炎の原因にもなります。
ですから結婚前、妊活前には、自覚症状が無くても念のためクラミジア検査をしておくことが大切です。
クラミジアの症状:男性 ●排尿時に痛む、しみる ●尿道にかゆみを感じる ●尿道から透明や乳白色の膿が出る ●睾丸が腫れる ●睾丸・股間付近が激しく痛む |
男性がクラミジアに感染した場合、女性よりは自覚症状を感じるケースが多いようです。
多くの場合は感染して1週間ぐらいしてから尿道にかゆみや痛みを感じるようになり、尿や射精の時に痛みを伴うようになります。
ただし男性でも自覚症状が現れないこともやはりあり、放置すると尿道炎や前立腺炎、副睾丸炎などになります。
咽頭クラミジアの症状
咽頭クラミジアは、男性も女性もオーラルセックスで感染するケースがほとんどです。
オーラルセックスは相手と触れている時間が長くなる傾向にあるため非常に高い確率で感染します。
咽頭クラミジアの症状:男女共通 ●のどの腫れ ●のどの痛み ●発熱 |
咽頭クラミジアも放置すると、高確率でパートナーにうつしてしまいます。
また咽頭炎、扁桃腺炎を発症することもあります。
咽頭クラミジアを放置すると性器に自己感染する?
咽頭クラミジアが喉から自分の性器に自己感染することは無いとされています。
ただし、クラミジアは非常に感染しやすい性病ですから、たとえばあなたが咽頭クラミジアに感染していたとして、オーラルセックスによってパートナーの性器にクラミジアを感染させ、それが自分の性器に感染するということは十分に考えられます。
関連記事:咽頭クラミジア検査キットが安い【郵送検査】放置は本当に危険です
クラミジアは自然治癒するの?
基本的にクラミジア感染症は自然治癒しない性病です。
まれに「意図せず医者から処方された風邪薬で治った」ということもあるようですが、これは本当にたまたまです。
またクラミジアは自覚症状があっても、しばらくすると(自覚症状が)消えてしまうこともあるので、これを「自然に治った」と勘違いしてしまう人も少なくありません。
しかし、先述したように、クラミジアは放置すると確実に健康に悪影響を与えるので注意が必要です。
心配ならクラミジア検査を!
クラミジア感染症は、性器、のど、ともに自覚症状が出にくい性病です。
そのため、少しでも疑わしい症状が現れたなら、まずは検査してみることをお薦めします。
検査する場合は、クラミジアだけでなく、最低でも淋病の検査も受けるようにしましょう。
というのも、クラミジアと淋病は非常に症状が似ており、精密検査してみないとどちらに感染しているか分からないからです。
当サイトでもクラミジアと淋病の郵送検査キットを紹介しています。
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一番安心なのは「クラミジア・淋病・トリコモナス・カンジダ」の4項目と「咽頭クラミジア・咽頭淋病」の、のど2項目、計6項目を検査しておくことです。
※病院の検査でもクラミジアの症状の疑いのある症状が現れた場合は淋病、トリコモナス、カンジダの検査も同時に行われます
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もしいずれかの性病に感染していた場合は、男性は泌尿器科、性病科、女性は婦人科、性病科、咽頭クラミジア、咽頭淋病の場合は耳鼻咽頭科で治療を受けるようにしてください。
その際、郵送検査の結果を病院に持参すれば、あらためて検査する必要がなくなり、検査費用を節約できます。
まとめ
クラミジアはあらゆる性行為で感染し、その感染率は50%を上回ります。
にもかかわらず自覚症状が全く出なかったり、症状が出ても軽い場合も多く放置してしまう人がたくさんいます。
クラミジアは放置すると不妊や尿道炎を招く、意外に恐ろしい病気です。
またクラミジアに感染していると、HIVなど他の性感染症に感染する確率が3~5倍に跳ね上がると言われています。
少しでも疑わしい症状が現れたら、不安を払拭するためにも、郵送の性病検査キットや、医療機関で検査を受けるようにしましょう!
参考記事:
クラミジア検査キットが日本一安い【男女】自宅で出来る郵送検査
咽頭クラミジア検査キットが安い【郵送検査】放置は本当に危険です